1: 経理の智子 ★ 2016/04/06(水) 22:04:59.13 ID:CAP_USER*.net
日々忙しいサラリーマンやOLにとって、手軽に食べられるシリアルは今や朝食の定番だ。そして最近では、美味しい、栄養と食物繊維が豊富、フルーツが取れる、おしゃれ、といった理由でフルーツグラノーラがブームとなっている。
まさに“健康によさそうなイメージ”のグラノーラだが、痩せるために食べるというのはむしろ逆効果。「糖質だらけですから、ダイエットでは絶対にやめたほうがいいです」と警鐘を鳴らすのは、自身が30kgのダイエットに成功し、トレーニングジムとエステティックが融合した男のやせる専門店「ダイエットセンター by DANDY HOUSE」を立ち上げた新田竜司氏だ。
◆ドライフルーツと砂糖で肥満まっしぐら
朝食や間食にフルーツを食べることは、食物繊維やビタミン、ミネラルが摂取でき健康にとっては有意義だ。しかし、ダイエットを目的とした食事の際にフルーツを食べることには注意が必要だという。
「痩せるのが目的だとしたら、まったくメリットはないですね。果物に入っている果糖は、すぐ脂肪になるんです。ただし、すごく分解しやすいので、運動前などに食べる分には、すぐエネルギーに変わっていいのですが、運動しないと全部脂肪になると言ってもおかしくないくらい簡単に脂肪になってしまいます。だから果物を食べれば食べるほど、痩せにくいというか、むしろ太ってしまう。
果物でビタミンやミネラルを摂取できることはいいですが、それ以上に果糖の力が強くて、太ろうとする作用が大きいんです。だから、痩せたければ果物じゃなくて、違うものから取ったほうがスムーズに痩せられますね」(新田氏)
さらに、市販のグラノーラのドライフルーツには、代謝には欠かせない酵素が袋詰の過程で加熱処理されてしまうため含まれていない。酵素が含まれないフルーツの果糖は、砂糖と同じ消化プロセスとなって血糖値が上がりやすく、太りやすくなってしまうのだ。
問題はドライフルーツの果糖だけではない。市販されているほとんどのフルーツグラノーラには、大量の砂糖が使われているのだ。店頭に並ぶグラノーラのひとつを手にとって成分表を見ると、オーツ麦、ライ麦に続いて3番目に砂糖が表示されていることがわかる。そして、1食50グラム当りに使用されている砂糖の量は小さじ2杯弱で、全体の10%程度が砂糖で占められている計算となる。
フルーツの果糖とは違い、砂糖は血糖値を急激に上げてしまう。そのため、糖が脂肪として溜め込まれやすいカラダになってしまい、ダイエットにはむしろ逆効果というわけだ。もちろん、カロリーも決して低いと言えるものではなく、とりわけ空腹時に砂糖を摂取することはダイエットでは厳禁だ。
◆糖質は「老化」を促進させる
また、豊富なビタミンやミネラルなどから「アンチエイジング」にも効果的と思われるフルーツグラノーラだが、むしろ老化の危険性を高めてしまう原因にもなっている。糖化は老化の3大原因(加齢、糖化、酸化)の一つで、老化に対する影響度合いは酸化よりも大きいと注目されているもの。同じ食材でも、高温加熱したもののほうが糖化の原因となる物質「AGES」が多く含まれるようになる。
グラノーラと同じ穀物を原材料として使い、同じ栄養素でありながらノンシュガーで低カロリーなのがミューズリーだ。グラノーラはオーブンで焼き上げているのに対して、ミューズリーは未調理で老化原因物質の「AGES」も少ない。
イメージだけでダイエットに励んでいるようでは、努力も水の泡である。
<取材・文/北村篤裕>
http://nikkan-spa.jp/1069744
まさに“健康によさそうなイメージ”のグラノーラだが、痩せるために食べるというのはむしろ逆効果。「糖質だらけですから、ダイエットでは絶対にやめたほうがいいです」と警鐘を鳴らすのは、自身が30kgのダイエットに成功し、トレーニングジムとエステティックが融合した男のやせる専門店「ダイエットセンター by DANDY HOUSE」を立ち上げた新田竜司氏だ。
◆ドライフルーツと砂糖で肥満まっしぐら
朝食や間食にフルーツを食べることは、食物繊維やビタミン、ミネラルが摂取でき健康にとっては有意義だ。しかし、ダイエットを目的とした食事の際にフルーツを食べることには注意が必要だという。
「痩せるのが目的だとしたら、まったくメリットはないですね。果物に入っている果糖は、すぐ脂肪になるんです。ただし、すごく分解しやすいので、運動前などに食べる分には、すぐエネルギーに変わっていいのですが、運動しないと全部脂肪になると言ってもおかしくないくらい簡単に脂肪になってしまいます。だから果物を食べれば食べるほど、痩せにくいというか、むしろ太ってしまう。
果物でビタミンやミネラルを摂取できることはいいですが、それ以上に果糖の力が強くて、太ろうとする作用が大きいんです。だから、痩せたければ果物じゃなくて、違うものから取ったほうがスムーズに痩せられますね」(新田氏)
さらに、市販のグラノーラのドライフルーツには、代謝には欠かせない酵素が袋詰の過程で加熱処理されてしまうため含まれていない。酵素が含まれないフルーツの果糖は、砂糖と同じ消化プロセスとなって血糖値が上がりやすく、太りやすくなってしまうのだ。
問題はドライフルーツの果糖だけではない。市販されているほとんどのフルーツグラノーラには、大量の砂糖が使われているのだ。店頭に並ぶグラノーラのひとつを手にとって成分表を見ると、オーツ麦、ライ麦に続いて3番目に砂糖が表示されていることがわかる。そして、1食50グラム当りに使用されている砂糖の量は小さじ2杯弱で、全体の10%程度が砂糖で占められている計算となる。
フルーツの果糖とは違い、砂糖は血糖値を急激に上げてしまう。そのため、糖が脂肪として溜め込まれやすいカラダになってしまい、ダイエットにはむしろ逆効果というわけだ。もちろん、カロリーも決して低いと言えるものではなく、とりわけ空腹時に砂糖を摂取することはダイエットでは厳禁だ。
◆糖質は「老化」を促進させる
また、豊富なビタミンやミネラルなどから「アンチエイジング」にも効果的と思われるフルーツグラノーラだが、むしろ老化の危険性を高めてしまう原因にもなっている。糖化は老化の3大原因(加齢、糖化、酸化)の一つで、老化に対する影響度合いは酸化よりも大きいと注目されているもの。同じ食材でも、高温加熱したもののほうが糖化の原因となる物質「AGES」が多く含まれるようになる。
グラノーラと同じ穀物を原材料として使い、同じ栄養素でありながらノンシュガーで低カロリーなのがミューズリーだ。グラノーラはオーブンで焼き上げているのに対して、ミューズリーは未調理で老化原因物質の「AGES」も少ない。
イメージだけでダイエットに励んでいるようでは、努力も水の泡である。
<取材・文/北村篤裕>
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