1: あずささん ★ 2016/02/12(金) 19:18:01.42 ID:CAP_USER*.net
たとえ自分にとっては「食べると太る」食べ物であっても、ほかの人にとってはほとんど影響が
ないかもしれない。そこには大きな個人差があることが、イスラエルで進行中の研究から明らかに
なった。ダイエットのやり方を考え直す時が来たのかもしれないと、サレイハ・アスハン医師は
次のように書いている。
世の中のほとんどの人と同じく、私も正直なところ、永遠に減量を目指している。私の場合は
見た目というより健康への懸念が理由だ。「多嚢胞(のうほう)性卵巣症候群(PCOS)」という
持病を抱え、家族に2型糖尿病の病歴があるため、糖尿病の高リスク組に属している。
食べ物には常に気をつけてきたが、体重は一向に変わる気配がない。その一方で、好きなだけ
食べているのに全く太らない友人たちもいる。ダイエットのルールなど、ことごとく破っても
平気らしい。もしかするとそれは単に、私たちが今までダイエットの「ルール」だと思っていたもの
自体が間違っていたからではないか。
私は先月、BBCの医療番組「Trust me, I'm a doctor」のため、イスラエルを訪れた。同国の
ワイツマン科学研究所が実施している、大規模な新研究に参加するためだ。研究チームで
1000人の対象者について、それぞれの体が食べ物にどう反応するかを正確に把握しようと、
極めて綿密な追跡調査を進めている。そこで得られた初期結果が、私たちと食べ物との関係を
説明した教科書を書き換えようとしている。
私たちが物を食べると、体内で血糖値が上昇する。血糖値がピークに達する速さと、体がそれに
反応して正常値まで戻すのにかかる時間が、私たちの健康に大変重要な意味を持つ。血糖値が
跳ね上がった状態が続くと2型糖尿病につながる。脂肪をため込みやすくなり、それ以外の
病気の危険性も高くなる。
そのため食品は従来、血糖値をどの程度上昇させるかによって分類されてきた。「GI(グリセミック指数)」
が高い食べ物は体に悪く、低GIの食べ物が体に良いというのは、栄養学の専門家から必ず
聞かされる話だ。だがイスラエルのエラン・シーガル、エラン・エリナフ両博士が主導する研究は、
これがまったくの見当外れだったと示唆している。
テルアビブに到着すると、私は研究チームにあらゆる数値を測定されて病歴を聞かれた。
それだけでなく、血糖測定器を皮下に埋め込まれた。この機器で1週間、絶え間なく血糖値を
監視されたのだ。チームの栄養士は私のために6日間のメニューを用意してくれていた。
数種類の標準食に、私が普段主に食べている物を一部取り入れ、それに対する体の反応を
調べる目的で特別に考案されたメニューだ。
私は救急救命医なので、それは間違いなく私の食生活に影響している。一日中立ちっぱなしで
駆け回っているし、勤務が変則的なので食事の時間も不規則になる。よほど周到に用意しない限り、
病院の食堂に頼りきりだ。
パンは絶対に買わない。スーパーの売り場に足を踏み入れさえしないし、サンドイッチにおびえて
暮らしている。けれどもサンドイッチばかり食べている人たちが周りにいる。
しかしぶどうは大好きで、よく手を伸ばす。何房食べても罪悪感はないし、私にとって「ヘルシー」な
おやつの代表格だ。もうひとつ、1日中番組の撮影があった後などに罪悪感なしで食べられるのは、
おすしだ。そんな時はサーモンにぎりをひと箱、さっと買って帰る。だがこれらの食べ物は実際、
私の体にどう作用していたのか。真実を知る時がついにやって来た。(以下省略)
※以下の部分はソース元にてご確認ください。
ソース/BBC
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35557710
ないかもしれない。そこには大きな個人差があることが、イスラエルで進行中の研究から明らかに
なった。ダイエットのやり方を考え直す時が来たのかもしれないと、サレイハ・アスハン医師は
次のように書いている。
世の中のほとんどの人と同じく、私も正直なところ、永遠に減量を目指している。私の場合は
見た目というより健康への懸念が理由だ。「多嚢胞(のうほう)性卵巣症候群(PCOS)」という
持病を抱え、家族に2型糖尿病の病歴があるため、糖尿病の高リスク組に属している。
食べ物には常に気をつけてきたが、体重は一向に変わる気配がない。その一方で、好きなだけ
食べているのに全く太らない友人たちもいる。ダイエットのルールなど、ことごとく破っても
平気らしい。もしかするとそれは単に、私たちが今までダイエットの「ルール」だと思っていたもの
自体が間違っていたからではないか。
私は先月、BBCの医療番組「Trust me, I'm a doctor」のため、イスラエルを訪れた。同国の
ワイツマン科学研究所が実施している、大規模な新研究に参加するためだ。研究チームで
1000人の対象者について、それぞれの体が食べ物にどう反応するかを正確に把握しようと、
極めて綿密な追跡調査を進めている。そこで得られた初期結果が、私たちと食べ物との関係を
説明した教科書を書き換えようとしている。
私たちが物を食べると、体内で血糖値が上昇する。血糖値がピークに達する速さと、体がそれに
反応して正常値まで戻すのにかかる時間が、私たちの健康に大変重要な意味を持つ。血糖値が
跳ね上がった状態が続くと2型糖尿病につながる。脂肪をため込みやすくなり、それ以外の
病気の危険性も高くなる。
そのため食品は従来、血糖値をどの程度上昇させるかによって分類されてきた。「GI(グリセミック指数)」
が高い食べ物は体に悪く、低GIの食べ物が体に良いというのは、栄養学の専門家から必ず
聞かされる話だ。だがイスラエルのエラン・シーガル、エラン・エリナフ両博士が主導する研究は、
これがまったくの見当外れだったと示唆している。
テルアビブに到着すると、私は研究チームにあらゆる数値を測定されて病歴を聞かれた。
それだけでなく、血糖測定器を皮下に埋め込まれた。この機器で1週間、絶え間なく血糖値を
監視されたのだ。チームの栄養士は私のために6日間のメニューを用意してくれていた。
数種類の標準食に、私が普段主に食べている物を一部取り入れ、それに対する体の反応を
調べる目的で特別に考案されたメニューだ。
私は救急救命医なので、それは間違いなく私の食生活に影響している。一日中立ちっぱなしで
駆け回っているし、勤務が変則的なので食事の時間も不規則になる。よほど周到に用意しない限り、
病院の食堂に頼りきりだ。
パンは絶対に買わない。スーパーの売り場に足を踏み入れさえしないし、サンドイッチにおびえて
暮らしている。けれどもサンドイッチばかり食べている人たちが周りにいる。
しかしぶどうは大好きで、よく手を伸ばす。何房食べても罪悪感はないし、私にとって「ヘルシー」な
おやつの代表格だ。もうひとつ、1日中番組の撮影があった後などに罪悪感なしで食べられるのは、
おすしだ。そんな時はサーモンにぎりをひと箱、さっと買って帰る。だがこれらの食べ物は実際、
私の体にどう作用していたのか。真実を知る時がついにやって来た。(以下省略)
※以下の部分はソース元にてご確認ください。
ソース/BBC
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35557710
「太りやすい? そうでもない? 人によってなぜ体重の増え方が違うのか」の続きを読む